し つ け 訓 練 の 必 要 性

 愛犬のしつけは飼い主が愛犬に対して最低限度必要なことであり、訓練を施す事は家族の一員として愛犬に対して服従心、忠実性を植え付け、飼い主にとって愛犬の管理、取り扱いが非常に楽で賢く飼い易くするのに必要です。愛犬にとっては飼い主以外の人達からも可愛がられ愛される大きな要因になります。また警察犬、盲導犬、災害救助犬、介助犬、麻薬犬、聴導犬などのように愛犬を警察活動、社会福祉に貢献する使役犬となる為の訓練を施す二つの目的があります。
 愛犬だけではなく、一般飼い主の方が愛犬の正しい育成と訓育をプロの訓練士から学び、家族の一員として愛犬と共に生活していく為にも必要です。
              


  し つ け 訓 練 入 学 の 時 期

 子犬が家族の一員となり、いろいろと飼い主の方はしつけに頭を悩ましている方が多いと思います。
訓練開始の時期については、訓練の成果がひとつの大切な要素になります。よって、子犬の頭脳と体躯の成長が伴った頃が敵期と思います。
それぞれの犬種、性格によって個体差はありますが、生後6ヶ月〜7ヶ月頃から始めるのがよいでしょう。飼い主の方が思うようにしつけができない場合は愛犬に悪い癖、習慣がつく前にしつけも含め生後5ヶ月頃に早めた方がよいでしょう。
しかし敵期を過ぎたからといって訓練ができないわけではありません。その犬の性格により個体差はありますが訓練所に馴染むのと訓練士との親和に少し期間がかかります。いろいろな悪い習慣、癖がつく前に正しいしつけ訓練を施したほうが良いということです。 「直すのは正しく教えることより難しい」のです。


   しつけ訓練の期間及び訓練料

 家庭犬としての訓練期間は飼い主の方の要望で決めることができます。最低期間は2ヶ月ですが、練習回数は卒業時の一回だけになります。愛犬を訓練なさっても飼い主の方がしつけ訓練に対して無知であっては思うように訓練を施した事を活かすことができません。期間が長ければそれだけ御愛犬はお利口さんになり、飼い主の方も訓練の練習回数を多く行うことができ、訓練者より愛犬に対しての賞罰のタイミング、声符(言葉)、視符(動作)の使い方、リードの持ち方と使い方、卒業後しつけ訓練が崩れないための愛犬へのしつけ訓練に対しての気持ちの持ち方と接し方、その他いろいろなことを教えてもらえます。訓練料は全犬種月6万円です。支払い方法は原則として前払いでの月単位で入学時に1ケ月分頂きます。その他訓練料のお支払い方法は御相談に応じます。


   預託訓練としつけ教室の違い

 預託訓練は愛犬を訓練学校に預けて、しつけ訓練を施すことです。飼い主の方の訓練所生活に対しての愛犬への不安、愛犬と離れる寂しさがあると思います、しかし愛犬にとっては団体生活なので入学時は戸惑うかもしれませんが、いろいろな仲間とふれあい徐々に仲良しの友達もできて訓練所の生活習慣また団体生活に慣れていきます。しつけ訓練だけでなく、このような犬同士のふれあいが卒業後活きてきます。一定の訓練期間(2ヶ月)後飼い主の方がしつけ訓練について実践の指導を受けます。しつけ訓練だけでなく、愛犬との接し方、気持ちの持ち方、考え方などを学びます。しつけ教室はある場所に愛犬と共に飼い主が通ってしつけ訓練を教えてもらうことです。犬に対しての知識、経験の豊富なしっかりした訓練技術と考え方を持ったプロの訓練士に指導を受けるようにします。しかし預託のしつけ訓練と違い愛犬と離れる寂しさ、不安はありませんが、指導を受けて自分で教える楽しみはありますが、しつけ訓練の指導を受ける間の過程が飼い主の方と一緒の生活ということで少し甘くなり一人前になるのに期間がかかります。  当所ではしつけ教室はおこなっておりません。預託しつけ訓練中のお客様に対する訓練のご指導は訓練料に含んでおります。


  訓 練 所 か ら の お 願 い

 子犬時ワクチンは接種済みと思います。訓練所に入所御希望の場合、最終ワクチン接種後5ヶ月以上経過した御愛犬は訓練所に入所させる1週間〜2週間位前に追加ワクチンを接種してください。生後1年以上経過している御愛犬で、毎年の追加ワクチンを接種なさっている場合は接種の必要はありません。